これさえ知っておけば大丈夫!Slackの基本操作とショートカット

この記事では、Slackを登録した人に向け、基本的な使い方について解説していきます。Slackはコロナ渦の今だからこそでひ使用できるようになっておきたいオンラインコミュニケーションツールです。

参考 Slackはこちら

登録の仕方やSlackとは何なのかについては下記の過去記事をご覧ください。

参考 【写真付きで解説!】slackの登録方法と料金や知っておきたい基礎知識

この記事を読むと分かること

  • Slackの基本的な使用方法
  • Slackのプロフィールの設定方法
  • Slackのショートカットキー

Slackの構成を確認

Slackにログインするとチャンネルやダイレクトメッセージなどといった部分に分かれていることが分かります。それぞれの役割や機能についてご紹介します。

ワークスペース

ワークスペースは会社やプロジェクトチーム、何らかの団体などスラックの核となる大きな団体のことです。このワークスペースを作成して招いた人や他人が作ったワークスペースに招かれて初めてSlackが使用可能です。このワークスペースの中にさらに小さなグループなどを作成可能です。特にワークスペースの単位はないので、少人数でワークスペースを作ることももちろん可能です。

また、Slackには有料プランがありますが、これは一人だけ有料プランにするといったことは出来ず、ワークスペースのすべてのメンバーが有料会員になる必要があります。

ワークスペースを作成する数や参加する数に制限はなく、一人で複数のワークスペースに参加することも可能です。ワークスペースの参加は基本的にメールアドレスを使って行います。

パブリックチャンネル

パブリックチャンネルは参加しているメンバー全員が見ることができます。パブリックと言っても参加していない人は見ることができないので安心してください。全体連絡や全体で共有しておきたいことなどを連絡するのに便利なチャンネルです。下記の写真の中にある「#general」は最初からデフォルトで用意されており、全員が見ることができるチャンネルです。

プライベートチャンネル

プライベートチャンネルはパブリックチャンネルとは逆で、許可された一部の人しか参加できないチャンネルです。部署ごとなど一部の人で連絡を取りたい場合に使用できるほか、途中から参加した人が勝手に参加することができませんので、少しでも勝手に参加されたくないという場合はプライベートチャンネルにするとよいでしょう。

作成したチャンネルをプライベートにするか、パブリックチャンネルは選ぶことができます。

ダイレクトメッセージ

ダイレクトメッセージはSlack内の個人に直接メッセージを送ることができる機能です。Slackでは相手の許可がなくてもワークスペース内のすべての人にメッセージを送ることができます。また、DMは1対1で行う以外にも8人までメンバーを選択してやり取りが可能です。チャンネルを作るまではないけどやり取りをしたいといったときに便利な機能です。

また、Slackのダイレクトメッセージ機能には、自分自身の項目もあります。これは、自分の個人的なメモを残しておくために使用できます。

Slackの基本操作

Slackの基本操作についてお伝えします。

チャットをする

Slackの基本中の基本はチャット機能です。

画面の下部にチャンネルなどに投稿するメッセージを入力する欄がありますので、こちらから行います。この枠はテキストメッセージのほかに、ファイルを送付することも可能です。

スレッドに投稿する

スレッドへの投稿とは、他の人の投稿などに返信をして、会話形式で話をしていくことです。他の人の投稿に関して返信や質問などをするときはスレッドへの投稿をすると便利です。スレッドへの投稿方法は使用するデバイスによって違いますが、おおよそ以下のような感じです。

  1. 返信したいメッセージにマウスポインターを重ねる
  2.  「吹き出しマーク」のアイコンをクリック
  3. 返信を入力
  4. メッセージを送信する

ダイレクトメッセージを送る

ダイレクトメッセージの送り方はチャンネルへの登録とほぼ同じです。下記の画像は見本ですので、一人しかいませんが、こちらにグループ内のメンバーが表示されるので、メッセージを送りたいメンバーを選び、送りたいメッセージを下部の青枠に書き込みます。

Slack内にいるメンバーとは承認など必要なくメッセージのやり取りが可能です。また、無料プランでもビデオや音声での通話が可能となっています。

プロフィールの設定

Slackでは、名前やアイコン、役職などを自由に設定することができます。アプリの左上の部分をクリックし、「プロフィール編集」をクリックしてください。他のメンバーに分かりやすい名前やアイコンにすることをおすすめします。また、名前は「表示名」という項目に表示させたい名前を入れることも可能です。こちらに読んでほしいニックネームを入れて表示させることもできます。

Slackのショートカットキー

Slackのショートカットキーについてまとめました。WindowsとLinux、Macでショートカットは異なりますのでご注意ください。また、**はアプリのみで使用可能なショートカットなので、ブラウザ上では使用できません。

Slack の使い方
アクション Windows/Linux Mac
別の会話へ移動する Ctrl+K ⌘+K
Ctrl+T** ⌘+T**
会話の最新の未読メッセージに移動する Ctrl+J ⌘+J
ダイレクトメッセージを一覧表示する Ctrl+Shift+K ⌘+Shift+K
チャンネル一覧 Ctrl+Shift+L ⌘+Shift+L
新しいメッセージを作成する Ctrl+N ⌘+N
スレッド画面を開く** Ctrl+Shift+T ⌘+Shift+T
前の未読チャンネルや DM に移動する Alt+Shift+↑ Option+Shift+↑
次の未読チャンネルや DM に移動する Alt+Shift+↓ Option+Shift+↓
前に閲覧したチャンネルや DM に移動する Alt+← ⌘+[
次に閲覧したチャンネルや DM に移動する Alt+→ ⌘+]
環境設定を開く** Ctrl+, ⌘+,
ステータスを設定する Ctrl+Shift+Y ⌘+Shift+Y
現在開いているチャンネルや会話の中で検索する Ctrl+F ⌘+F
前回の検索内容を開く Ctrl+G ⌘+G
右サイドバーを折りたたむ / 展開する Ctrl+. ⌘+.
左サイドバーを折りたたむ / 展開する Ctrl+Shift+D ⌘+Shift+D

全未読のショートカットキー
アクション Windows/Linux Mac
全未読画面を開く CtrlShiftA ⌘ShiftA
メッセージを未読にする Alt + メッセージをクリック Option + メッセージをクリック
メッセージ間を移動する ↑ または ↓ ↑ または ↓
チャンネルの展開と折りたたみ ←または→ ←または→

 

 

ワークスペースを切り替える
アクション Windows/Linux Mac
前のワークスペースに切り替える Ctrl+Shift+Tab(Windows) ⌘+Shift+[
Ctrl+Shift[(Linux) ⌘+Shift+]
次のワークスペースに切り替える Ctr+lTab(Windows) ⌘+[チーム番号]
Ctrl+]+(Linux)

メッセージの編集関連

アクション
自分のメッセージを編集する E
絵文字リアクションを追加する R
スレッドを開始、またはスレッドに返信する Tまたは→
メッセージをピン留めする / ピンを外す P
メッセージを共有する S
メッセージをブックマークに登録する、またはブックマークから削除する A
特定のメッセージから未読にマークする U
自分のメッセージを削除する Delete
メッセージのリマインダーを作成する M

Slackのコマンド

Slackのコマンドも覚えておくと操作がとても楽になります。主なスラッシュを使用したコマンドをご紹介します。

組み込みのスラッシュコマンド
スラッシュコマンド アクション
/archive 現在開いているチャンネルをアーカイブする
/collapse チャンネル内でインライン表示されている画像やビデオをすべて折りたたむ (/expand コマンドの逆)
/dm [@メンバー] 1 人のメンバーにダイレクトメッセージ(DM)を送信する
/expand チャンネル内の画像やビデオをすべて展開してインライン表示する (/collapse コマンドの逆)
/feed help [または subscribe・list・remove など] RSS フィード管理 (ヘルプ・購読・リスト・削除など)
/invite @メンバー [#チャンネル] メンバーをチャンネルに招待する
/msg [#チャンネル名] チャンネルへメッセージを送信する
/remind [@メンバーまたは #チャンネル] to [何を] [いつ] メンバーやチャンネルのためにリマインダーを設定する
/remind help リマインダーの設定方法について詳細を確認する
/remind list 自分が設定したリマインダーのリストを表示する
/remove (または /kick) @メンバーの表示名 現在のチャンネルからメンバーを外す*
/rename [新しいチャンネル名] チャンネル名を変更する*
/search [任意のワード]** Slack のメッセージやファイルを検索する
/shrug [メッセージ] メッセージの最後に ¯\_(ツ)_/¯ を挿入する
/status ステータスを削除、または新しく設定する
/topic [テキスト] チャンネルのトピックを設定する

まとめ

この記事では、Slackの基本的な操作、ショートカット、コマンドについてご紹介しました。Slackにはショートカットやコマンドがたくさんありますので、すべて覚えるのは難しいと思います。自分の良くする操作から少しずつ覚えて使えるようになっていくと操作スピードが格段に変わってくると思います。

Slackはとても奥深く、かつ使用できるようになると、とても便利なアプリですので、ぜひ使いこなせるようになってください。この記事があなたのITライフのお役に立てれば幸いです

参考 Slackはこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です