本業や副業でライターをしている人のみならず、ブログを個人で運営している人など、Web上で書くことを日常的に行っている人は多いのではないでしょうか。しかし、ただ闇雲に書いているだけでは、読んでもらえる記事を作成することは難しいですよね。
そこで、この記事ではプロのライターの筆者が普段使っているライティングに役立つサイトやツールをご紹介していきます。専門的なツールもありますが、どなたでも使えるようなツールもありますので、ぜひご覧いただければと思います。
目次
ブログやライティングの仕事など「書くこと」に役立つツールとは?
まずは、ライティングに役立つツールにどのようなものがあるのかを確認していきましょう。
大きく分けると以下のようなものがあります。
- 日本語校正・誤字脱字チェックサイト
- キーワード取得ツール
- コピペチェックツール
- 文字数カウントツール
- 自分のサイトの評価を確認するためのツール
- 類義語辞典
日本語校正・誤字脱字チェックサイト
正しい日本語の文章を書くために使用するサイトです。特に長文を書いた場合、誤字脱字のチェックは難しいもの。
また、自分の書いた文章というのは「正しい」という先入観を持って見てしまうので、他の人が書いた文章を見るよりも、構成や誤字脱字チェックは簡単なようで実は難しいです。
そんなときに役に立つのは日本語校正・誤字脱字チェックのサイトです。ほとんどのサイトが文章を入力するフォームにチェックしたい分を入れるだけで、数秒で自動で結果が表示されます。
たまに正しい文章を「間違っている」と認識してしまうこともありますが、自分で気づくことのできないミスを発見できるため非常に便利なサイトです。
キーワード取得ツール
キーワード取得ツールとは、記事を書く際に重要なキーワードの選定に役立つツールです。どのようなキーワードを取得するのかというともとになるキーワードに関連するキーワードを調べます。例えば、「東京」というメインキーワードがあった時に「観光」、「ランチ」、「スポット」、「駅」と言ったものが検索キーワードとなります。
キーワード取得ツールの仕組みはGoogle検索などをしたときに下の方に出てくる「関連するキーワード」と同じような仕組みです。ですので、実は関連キーワードはツールを使わずとも検索をすれば探ることが可能です。
しかし、専門のツールを使うことでより多くのワードを調べることができたり、キーワードの検索数なども知ることができます。
コピペチェックツール
コピペチェックツールは名前の通り、書いた文章が「コピペ」でないかを判断するツールです。特にライターによく使われるツールで、納品時にコピペチェックツールを使用して、一致率が一定以下であるということが条件となる場合もあります。
仕事としてライティングをしていない個人ブロガーの場合もコピペチェックは有効活用できます。ブログを検索上位にするにはオリジナリティがあることも一つの条件ですので、「マネするつもりはなかったけど似てしまった」という事態にならないためにも、コピペチェックツールを使うことは有効でしょう。
文字数カウントツール
こちらは非常にシンプルに、文字数をカウントしてくれるサイトです。文字数のカウント機能はWordにもついていますので、こちらを活用するのも良いでしょう。
見出し抽出サイト
何かしらの記事を書くときに他のサイトを参考にしたり、調べてみることは多いのではないでしょうか。そんなときに見出し抽出サイトが役に立ちます。
他のサイトを調べるときに1つずつクリックして中を見ていくのはかなり手間がかかりますが、見出し抽出サイトであれば、見出しを一覧で見ることができますので、その中で興味のあるサイトだけを詳しく見るという作業も楽にできます。
また、自分の書きたいワードで検索上位に位置するサイトがどのような構成で記事を作っているのかが一目瞭然なので大変便利なサイトです。
類義語辞典
文章を書くときに表現がマンネリになってしまうという経験はないでしょうか。言い回しを変えたいけど、良い表現が見つからないという方に知っていただきたいのが類義語辞典です。類義語辞典を使えば似たような言葉の代用表現を探すことができます。
類義語辞典を使うことで、ピッタリな表現が思い浮かばないときや文章が単調になっているときに対応することができます。
たとえば「すごい」という言葉の類義語としては、以下のようなものがあります。
- 圧巻
- 素晴らしい
- 凄すぎ
- 凄い
- 凄すぎる
- すんばらしい
- スゲエ
- スゴい
- スゴワザの
- 凄まじい
- 神業の
- 神がかった
weblioより
同じ意味を持つ言葉ですが、かなり印象が違います。これらを同じ文章の中に1つずつ登場させても、単調な感じはしないのではないでしょうか。
このほかにも似たような時点として対義語辞典などがあります。
このほかにはどんなサイトがあるの?
今回はライティング(書くこと)に関連したサイトをご紹介しています。ですので、具体的な紹介は避けますが、このほかの便利サイトとしては、自分のサイトの評価やどのような検索ワードでの流入が多いかを調べられるツールなどがあります。
特に自分でブログを運営している場合はサイト評価のツール使用は欠かせません。
ライティングにおすすめのサイトをご紹介
さっそくライティングに役立つサイトをご紹介していきましょう。
日本語校正サイト
テキスト処理ツール
文章校正だけでなく、キーフレーズ抽出、形態素会席なども行ってくれるサイトです。
文章校正については、日本語の文章を解析し、間違った表現や不適切な表現を確認できます。1度で10,000文字までの検索が可能で入力した情報はYahoo! JAPANのサーバで処理されます。
検査内容は以下の通りです。
参考 </p> <p>テキスト処理ツールはこちらテキスト処理ツール
- 表記・表現の間違い、不適切な表現の検出
… 誤変換、誤用、使用注意語、不快語 (使用不適切な語や隠語など)、機種依存文字または拡張文字、外国地名、固有名詞、人名、ら抜き言葉- わかりやすい表記にするための提案
… 当て字、表外漢字、用字- 文章をよりよくするための提案
… 用語言い換え、二重否定、助詞不足の可能性あり、冗長表現、略語テキスト処理ツールより
日本語文章校正チェックサービス
こちらも入力した文章やページからコピーしたテキストを自動でチェックして、誤字脱字や不適切な表現を指摘して、文章をよくするための修正補修を表示してくれるサイトです。
Yahooテキスト解析APIを使用していて、最大10,000文字まで一度に検索することができます。
こちらのサイトも、入力した文章から自動でキーワードを抽出して、重要度を表示するキーワード自動抽出ツールや日本語文を形態素に分割し、品詞、読みがなの付与などを表示する日本語形態素解析ツールもありますので、合わせて使ってみてください。
参考 日本語文章校正チェックサービス</p> <p>はこちら日本語文章校正チェックサービスキーワード取得ツール
ラッコキーワード
「関連キーワードツール( 仮名・β版 )」のリニューアル版のサイトです。一瞬でキーワードリサーチに必要な情報を収取してくれる非常に便利なサイトです。主にサジェストやYahoo!知恵袋などのような質問サイトの情報を集めてくれます。
集めてくれるサイトは以下の通りです。
Googleサジェスト、Bingサジェスト、Youtubeサジェスト、Google動画サジェスト、Google画像サジェスト、Googleショッピングサジェスト、楽天サジェスト、Amazonサジェスト、Yahoo!知恵袋、教えて!goo、Googleトレンド、ラッコM&A(売り出し中サイト)、中古ドメイン販売屋さん(販売中ドメイン)
ラッコキーワードより
ラッコキーワードには使用回数制限がありますが、メールアドレスのみ登録することで得られるラッコIDで無制限の使用が可能です。また、ログインしない場合でも1日20キーワードまでは使用可能です。
参考 ラッコキーワードはこちらラッコキーワードコピペチェックツール
CopyContentDetector
CopyContentDetectorは無料で使用できるコピペチェックツールです。一度に可能なコピペチェック文字数は無料での使用だと25文字から4,000文字です。有料プランは8,000文字になります。1,000文字の文章チェックで約60秒~120秒程度かかります。
参考 CopyContentDetectorはこちらCopyContentDetectorこぴらん
25文字から4,000文字の文章をコピペチェックできる簡易サイトです。シンプルですが、パソコンやタブレット、スマホなどさまざまな端末に対応している非常に便利なサイトです。
参考 こぴらんはこちらこぴらん文字数カウントツール
ODN素解析ツール
カウントをしたい文章を枠に張り付け、文字数を数えるのボタンを押すだけで簡単にカウントすることができます。通常の文字数だけでなく、スペース無視でのカウント、行数のカウント、段落数のカウント、原稿用紙換算のカウントも可能です。
参考 ODN素解析ツールはこちらODN素解析ツール類義語辞典
weblio
weblioは様々な同義語や同意語の日本語表現を約40万語を収録しています。
使う場面やニュアンスに応じで類語とシソーラスを分類・整理しており、リンクによって「類語の類語」を簡単に検索することも可能です。
また、名詞や形容詞、感嘆符など、品詞の区別にとらわれず類語を紹介していたり、通俗表現やセリフも多数収録しているなど「言葉について広く使用できる」辞典です。
類義語辞典以外にも、対義語・反対語を調べることも可能です。
無料かつ会員登録不要で使用することができますが、会員制度があり、会員になると検索履歴を保存したり、語彙力診断の実施回数を増やすことができます。会員登録は無料です。
眺めているだけでも勉強になるサイトです。
参考 weblioはこちらweblio類語・同義語辞典オンライン
類語・同義語辞典オンラインは収録してある言葉は4,280語とweblioに比べると少ないですが、ランダム検索も可能なサイトです。サイト自体が非常にすっきりして見やすいですので、weblioのサブで使ってみるものおすすめです。
参考 類語・同義語辞典オンラインはこちら類語・同義語辞典オンラインまとめ
この記事では、ライターやブログ運営者の役に立つサイトをご紹介しました。
今回ご紹介したサイトは以下の通りです。
日本語校正サイト:テキスト処理ツール
参考 テキスト処理ツールはこちらテキスト処理ツール日本語校正サイト:日本語文章校正チェックサービス
参考 日本語文章校正チェックサービスはこちら日本語文章校正チェックサービスキーワード取得ツール:ラッコキーワード
参考 ラッコキーワードはこちらラッコキーワードコピペチェックツール:CopyContentDetector
参考 CopyContentDetectorはこちらCopyContentDetectorコピペチェックツール:こぴらん
参考 こぴらんはこちらこぴらん文字数カウントツール:ODN素解析ツール
参考 ODN素解析ツールはこちらODN素解析ツール類義語辞典:weblio
参考 weblioはこちらweblio類義語辞典:類語・同義語辞典オンライン
参考 類語・同義語辞典オンラインはこちら類語・同義語辞典オンラインいかがでしたでしょうか。
ライティングは最初は難しく感じるかもしれませんが、今回ご紹介したようなツールを活かしつつぜひ楽しく記事を書いていきましょう。この記事があなたのITライフのお役に立てれば幸いです。