こんにちは。
今回は、「就職や転職の際に選んではいけないIT企業の特徴9選」について紹介をしていきます。
私は、2020年に就職活動をしてIT企業に就職することが決まりました!
「最近IT市場が熱いからIT企業への就職をしたい・・・」
「IT企業に転職をして収入を上げていきたい・・・」
このように考えている方は多いのではないでしょうか。
しかし、IT企業と一言でいっても色々な種類がありますし、適当に選んでしまうとスキルアップもできずに後悔してしまう可能性もあります。
そのため、会社選びは慎重に行うべきです。
今回の記事を読むことで、会社選びをする際の判断材料にしていただけると幸いです。
では早速見ていきましょう。
目次
選んではいけないIT企業の特徴
- 未経験歓迎を売りにしている
- 大企業に常駐できることをアピールしている
- 未経験者を採用をしているのに研修制度がない、もしくは曖昧
- 労働時間が長すぎて、勉強時間が取れない
- 多重下請けをしている
- 事業内容が明確じゃない
- みなし残業制度を採用している
- インセンティブ制度がない
- 自己啓発支援制度や資格手当などのサポートがない
未経験歓迎を売りにしている
選んではいけないIT企業の特徴1つ目は、未経験歓迎を売りにしている会社です。
プログラミング未経験の人を、教育や研修などを重ねて成長させていくにはとても大きなコストと時間がかかります。
普通の企業であれば、ある程度実務経験があって教育や研修をしなくても即戦力として仕事をしてくれる人が欲しいはずです。
それにもかかわらず未経験者を歓迎しているという事は、教育や研修制度が適当であったり、IT雑務や事務処理といったスキルアップができない仕事をさせられる可能性が高いです。
せっかくIT企業に就職してもスキルアップできず、収入も上がっていかないのは辛いですよね。
そのため、未経験歓迎を売りにしている会社に注意するとともに、最低限のスキルは就職活動や転職活動を行う前に身に付けておきましょう。
大企業に常駐できることをアピールしている
選んではいけないIT企業の特徴2つ目は、大企業に滞在できることを強みとして押し出してくる会社です。
スキルを身に付けるのに、会社の規模は全く関係がないので注意が必要です。
大企業のオフィスで働けるから成長出来て、小さな会社では成長できないなんてことは全くありません。
そのためエンジニアを大切にしている会社は案件や規模の大きさなどよりも、どのような経験を積みたいのか、どういったキャリアで働いていきたいのかなどを優先的に聞いてくれるはずです。
会社を規模やブランドなどで考えるのではなく、自分がどう働きたいのか、どう成長していきたいのかを考えて企業を選ぶようにしましょう。
未経験者を採用しているのに研修制度がない、もしくは曖昧
選んではいけないIT企業の特徴3つ目は、未経験者を採用しているにもかかわらず研修体制がしっかりしていない会社です。
エンジニア業務は完全初心者では、ほとんど何もできないのが事実です。
そのため、その人のポテンシャルを見込んでの採用をしている場合は、最初は研修や教育をして徐々に現場で仕事をさせるといった流れをとるのが一般的です。
以上のことからプログラミングやエンジニア業務などが未経験で就職や転職をする際には、研修制度があるかしっかり確かめるようにしましょう。
また、研修制度があっても曖昧な場合も注意が必要です。
具体的にどういったことを研修で学ぶのか、期間は何か月あるのか、何を目的にその研修を行っているのか、などをしっかりと説明できる企業を選ぶのが良いと思います。
労働時間が長すぎて、勉強する時間が取れない
選んではいけないIT企業の特徴4つ目は、労働時間が長すぎるがために勉強時間すらも確保できない会社です。
エンジニアとして成長していくためには会社の業務だけではなく、自分で勉強をしていく事がとても重要です。
労働時間が長すぎて、会社の業務だけで毎日を終えてしまうと成長速度が著しく低下してしまいます。
IT企業自体が人手不足の状態に陥っているという事実があることから、ブラックになってしまうことが多いです。
そのため、就職活動や転職活動をする際に
「プライベートの時間や自分の勉強時間はしっかり確保できますか?」
と聞いてみましょう。
こういった質問をしたときに納得できない答えや、具体的な情報が得られない場合は要注意ですね。
多重下請けをしている
選んではいけないIT企業の特徴5つ目は、多重下請けをしている会社です。
多重下請けとは、下請け会社が受注した業務をさらに孫請け(2次下請け)やその下の(3次下請け)へと流すことで、多層的に業務委託が行われていくという状況です。
こういった会社を選んでしまうと、コミュニケーションコストがかかってしまったり、長時間働いても低賃金になってしまう可能性があります。
1番最初にその仕事を依頼している会社と直接連絡を取ることができるのならまだ良いのですが、下請けが連続してしまっていると連絡が取れない可能性が高く、依頼をしてきた会社もその業務に詳しくなかったりするのでコミュニケーションがとても大変になってしまいます。
またたくさんの下請けを重ねたことで、手数料がかかりすぎてしまい給料が良くならないといった構造になります。
そのため売り上げも上がらないといった悪循環になっていきます。
以上のことから、あまりにも下請けを重ねすぎている会社を選ぶのは避けましょう。
事業内容が明確じゃない
選んではいけないIT企業の特徴6つ目は、事業内容が明確じゃない会社です。
IT企業に限らず社長や従業員を含めて、その会社がどこに向かっているのかを明確にしておくことはとても重要です。
明確な目標などがないと、なんのために働いているのか、誰のために自分はこの会社で働いているのかが分からなくなり仕事に対する意欲も低下してしまいます。
そういった環境で働いていても、目標がある人や会社に比べたら確実に成長速度は遅くなってしまいます。
そのため「誰向けになにを提供しているのか?」を明確にしている会社を選ぶようにしましょう。
また、経営理念や将来のビジョンに共感できる会社を選ぶのも重要なポイントかなと思います。
みなし残業制度を採用している
選んではいけないIT企業の特徴7つ目は、みなし残業制度を採用している会社です。
みなし残業制度とは、毎月の給料や手当ての中に、あらかじめ一定時間分の残業代を組み込んで支払われる制度です。
みなし時間として定められた残業時間に実際に満たなかった場合でも、固定残業代として全額支払われるということです。
例えば「月の30時間の固定残業代が6万円」と設定されていた場合に、月の残業時間が仮に25時間であったとしても6万円を貰えるという事です。
これだけ見ると毎月の残業時間が短ければお得じゃないかと思うかもしれませんが、そんなに甘い話はありません。
基本的には、毎月のみなし残業時間よりも多く働くことになるという覚悟を持っておいた方が良いと思います。
またみなし残業時間を超えて残業した場合には、企業は追加で残業代を支給しなければならないのですが、サービス残業を強要してくる会社も多く、社会的にもかなり問題になっています。
特に自社でサービスやアプリなどを開発する企業であれば残業時間などの管理はしやすいですが、IT企業の多くは客先常駐といった形での業務体系なので、時間管理などが適当になってしまいます。
以上のことから、みなし残業制度を採用している会社ではなく、残業した分だけ残業代が支給される会社を選ぶのが良いと思います。
インセンティブ制度がない
選んではいけないIT企業の特徴8つ目は、成果を出しているのにインセンティブ制度がない会社です。
多くのIT企業の目的が、ホームページやテクノロジーツールなどの「もの」を成果として納品することです。
そのため他の業界に比べて、結果を出すことがとても重要になってきます。
それにも関わらず、成果能力に対する報酬がないというのは良くないと思います。
成果に対して、しっかりと評価される会社を選ぶことは重要です。
自己啓発支援制度や資格手当などのサポートがない
選んではいけないIT企業の特徴9つ目は、自己啓発支援制度や資格手当などのサポートがない会社です。
IT企業では、会社業務以外にも自分で勉強していくことがとても重要です。
そういった時に、自己啓発や資格などを取得する際に応援してくれる会社はとても良いですよね。
自己啓発や資格取得を軽視している会社は、余裕がない可能性が高いです。
そのため、従業員の成長を大切にしてくれる会社を選択するようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、「選んではいけないIT企業の特徴9選」について紹介をしてきました。
もう一度振り返っておくと、
- 未経験歓迎を売りにしている
- 大企業に常駐できることをアピールしている
- 未経験者を採用をしているのに研修制度がない、もしくは曖昧
- 労働時間が長すぎて、勉強時間が取れない
- 多重下請けをしている
- 事業内容が明確じゃない
- みなし残業制度を採用している
- インセンティブ制度がない
- 自己啓発支援制度や資格手当などのサポートがない
の9点がありました。
良い会社に就職ができたら、スキルアップや収入を上げていく事も可能です。
IT企業への就職や転職といっても、幅広くいろいろな企業があるので会社をしっかりと調べるようにしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。