こんにちは。
今回は、AIやロボットの発達によってなくなっていく職業・なくならない職業について解説をしていきます。
「これから自分の職業はどうなっていくんだろう・・・」
このような疑問を持ったことはありませんか?
そういった方の参考になれば幸いです。
では早速見ていきましょう。
目次
AIやロボットによって50%近くの仕事がなくなるといわれている
まず前提として、今の仕事の50%近くはAIやロボットによって奪われるといわれています。
2015年にアメリカのオックスフォード大学と野村證券が日本における600種以上の職業がAIやロボットに代替される確率を試算したところ、このような数値が出たそうです。
現実になるかどうかはまだわかりませんが、IT技術の進歩が人の仕事を奪うという可能性が出始めた以上、1人1人がこれからのキャリアをしっかりと考えていく必要があるのかもしれません。
AIやロボットの発達によってなくなっていく職業7選
- バス・タクシーの運転手
- スーパー・コンビニ店員
- 一般事務員
- 銀行員
- 鉄道員
- 運送・物流関連
- 教育部門
順に解説していきます。
バス・タクシーの運転手
1つ目の職業は、バスやタクシーの運転手です。
ここ最近、自動運転の技術が世界中でも注目されていますよね。
現在では、人を感知し、ブレーキを作動させるシステムを搭載している車などが販売されています。
まだ自動運転に関する法律がないことや交通整備なども行われていないため課題は多いですが、いずれは全自動で車が動く時代が来るでしょう。
スーパー・コンビニの店員
2つ目の職業は、スーパーやコンビニの店員です。
最近では人手不足解消のために、無人コンビニなどを搭載している店も少しづつ出てきています。
全て自動で会計をし、センサーで物を管理するという仕組みに発展していくと予想されます。
今後、さらに無人のお店が増えていけばスーパーやコンビニの店員の仕事がなくなる可能性は高いでしょう。
一般事務員
3つ目の職業は、一般事務員です。
パソコンの入力作業や、マニュアル通りのオペレーターなどの仕事は処理能力や正確性の観点からみるとAIの方が優れています。
そのため、そういった仕事は完全にAIに代替されていく可能性が高いです。
人を雇う必要がないことから、人件費削減のためこれからAIを導入していく会社は多いと考えられます。
銀行員
4つ目の職業は、銀行員です。
現在では、ネットバンキングやクレジットカード決済などのキャッシュレス化が進んでいるため銀行の必要性が以前よりも低くなっています。
膨大な顧客の情報管理や複雑な数字の計算などもAIは得意なので、安全に正確かつスピーディ―にこなすと考えられます。
以上のことから、銀行関連の仕事はなくなっていくといえるでしょう。
鉄道員
5つ目の職業は、鉄道員です。
電車も自動車と同様、全自動運転になるといわれています。
決められたレールの上を走るので、アクシデントなども少なく自動運転を導入しやすい環境にあります。
また、駅の案内やカード発行なども全部AIやロボットによって代替可能だと考えられます。
以上のことから、鉄道関連の仕事もなくなっていくといえるでしょう。
運送・物流関連
6つ目の職業は、運送・物流関連です。
最近では、ドローンが物を指定された場所に届けるという実験なども行われています。
住所と位置などをロボットに正確に記憶させれば、いつでもどこでも配達してくれるようになるかもしれません。
また、荷物の仕分け等もAIの方が正確でかつスピーディーにできることから代替可能だと考えられます。
AIやロボットが発達すれば、人が荷物を運ぶことはなくなるかもしれません。
教育部門
7つ目の職業は、教育関連です。
最近では、新型コロナウイルスの影響により学校の授業がオンラインに変わりました。
そして学校の勉強にはパターンが決まっているため、あらかじめ授業を録画しておき、それを視聴することで十分に理解することができます。
そうなると塾などに通う必要もなくなり、通信講座などで解決するという人も増えると考えられます。
料金的な面でも、通信講座などの方が安く抑えられるので、今後は学校の先生なども少数で良くなるのではないかと思います。
AIやロボットが発達してもなくならない職業7選
- 営業職
- メンタルヘルス事業
- テクノロジーの開発事業
- コンサルティング事業
- 作家・漫画家
- 芸能関連
- 医療関連
順に解説していきます。
営業職
1つ目の職業は、営業職です。
営業は顧客のニーズを引き出すために、高度なコミュニケーションとテクニックが必要になります。
その人次第で、商品を買ってもらえるか、買ってもらえないかが変わってくるのでAIで代替するのは難しいと考えられます。
メンタルヘルス事業
2つ目の職業は、メンタルヘルス事業です。
ここ最近、うつ病になる人は年々増加しています。
2030年には、WHO(世界保健機関)はがんや脳卒中などの病気よりもうつ病が大きな社会問題になると提唱しています。
人の悩みを解決するにはスキルが必要になってきます。
そういった状況になる事から、カウンセリングやコーチングといった人の心理的安全性を提供するような職業は今後も必要とされるでしょう。
テクノロジー開発事業
3つ目の職業は、テクノロジーの開発事業です。
現代ではテクノロジーの技術が進化を続けていますが、今後もこの発展は止まらないでしょう。
新たなものを生み出すにはプログラミングスキルや斬新な発想などが必要になるので、AIには代替不可能です。
そのため、新たなテクノロジーを生み出す仕事は今後も重宝されると考えられます。
コンサルティング事業
4つ目の職業は、コンサルティング事業です。
今の時代はとても変化が激しいため、新たな事業がどんどん生まれていきます。
そこで企業の課題を見つけ、解決策を提案できるコンサルタントは必要になります。
様々な観点から柔軟に物事を対応する力や、幅広く専門的な知識を身に付けておかなければならないことから、AIに代替される可能性は低いと考えられます。
作家・漫画家
5つ目の職業は、作家や漫画家です。
作家や漫画家などは誰もができるような仕事ではありません。
現在では新型コロナウイルスの影響のため、自宅で漫画などを読む人が多いです。
さらに読者の感情に響くものを創造するのは、専門的な知識が必要になってくるためAIに代替される可能性は低いでしょう。
芸能関連
6つ目の職業は、芸能関係です。
誰もが芸能関係で有名になれるわけではありません。
さらに一度自分のネームバリューを確立させることができると、SNSなどを活用して色々な仕事に発展させていく事も可能です。
そのため、AIに代替される可能性は低いと考えられます。
医療関係
7つ目の職業は、医療関係です。
言うまでもなく、医療関係に携わるには専門知識が必須になってきます。
また似たような病気でも違う場合があったり、どういった薬を出すのかも人によって様々です。
現在では、新型コロナウイルスが流行っていることから医療の仕事はとても重宝されています。
今後も3年おきに新たなウイルスが発生するともいわれているため、AIに代替される可能性は低いでしょう。
結論 誰でもできるような単純作業はなくなっていき、専門知識を必要とするものや人の感情を動かすものが重宝される
上記でAIやロボットの発達によってなくなっていく職業・なくならない職業を紹介してきましたが、結論として、誰でもできるような単純作業はなくなっていき、専門知識が必要とされ、人の心を動かすもの、変化していけるものは必要とされるという事です。
最初に未来では50%近くも仕事がなくなると記載をしましたが、それが現実化すると半分近くの人が仕事を失うという事になります。
そして経済格差は広がっていき、富を持っている人と持っていない人の差はずっと広がり続けます。
だからこそ1人1人がAI時代に備えておく必要があると思います。
AI時代に代替されない仕事に転職をする(エンジニアやカウンセラーなど)、AI時代になっても必要とされる資格を取得しておく(メンタルヘルス、中小企業診断士など)、AIにはできないスキルを身に付けておく(営業スキル、コミュニケーションスキルなど)などできることはたくさんあります。
また変化が必要な時代であることから、「創造力」を鍛えておくこともとても重要です。
何かを生み出す力を身に付けておくことで、AIやロボットよりも希少価値が高まります。
AIやロボットに飲まれるのではなく、AIやロボットを活用してどう生きていくのかを考えていきたいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、AIやロボットの発達によってなくなっていく職業・なくならない職業について紹介をしてきました。
まずはじめに、未来ではAIやロボットの発達によって50%近くも仕事がなくなるという話をしました。
そして、AIやロボットの発達によってなくなっていく職業として、
- バス・タクシーの運転手
- スーパー・コンビニ店員
- 一般事務員
- 銀行員
- 鉄道員
- 運送・物流関連
- 教育部門
の7点を解説しました。
また、AIやロボットの発達してもなくならない職業として、
- 営業職
- メンタルヘルス事業
- テクノロジーの開発事業
- コンサルティング事業
- 作家・漫画家
- 芸能関連
- 医療関連
の7点を解説しました。
最後に結論として、誰でもできるような単純作業はなくなっていき、専門知識が必要とされ、人の心を動かすもの、変化していけるものは必要とされるという話をしました。
今回の記事が、1人1人が今後のキャリアについて考える機会になりましたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。